
"Benny's flag"というタイトルの、
オーストラリアの国旗のデザインをした少年の話。
わたし、Giovanniが、中学生の時、
このお話を英語で暗唱し、
学校代表として、中学生の暗唱大会に出場したのは、
随分と昔の話。
今でも、うっすらその内容を覚えている。
”Benny has black hair and bright black eyes"
とか。
確か、そのお話では、
Bennyがデザインを考えたオーストラリア国旗には、
忘れな草の色の、北斗七星が散りばめられていた。
(現在の国旗のデザインとは違うようだ?)
この忘れな草が、英語で、
"forget-me-not"
つまりは、『わたしのことを忘れないで』という名前。
フランスへ発ったのがちょうど20年前だった、ということを、
母親宛のメールに書いたところ、
『覚えています。君が庭のすみに勿忘草のなえをうえたのを。』
と、返事が来た。
この、勿忘草(忘れな草)の名前の由来には、
こんな説がある。
ドイツの騎士ルドルフが、愛するベルタのために、
ドナウ河畔でこの小さき青い花を摘んでいた。
ところが、足をすべらせ、川に流されてしまう。
そのとき、摘み取った花をベルタに投げ渡し、
『わたしのことを忘れないでくれ』と叫びながら、
終には帰らぬ人となってしまった。
そんな、忘れな草を、わたし、Giovanniは、
後に残して行く母のために、庭の隅に植えた。
フランス滞在中の2年間、
母とは会う事はなかったし、また、
しようと思えばできたのだが、何となく、
電話で話す事すら、
2回のクリスマス以外はしなかった。
その代わり、ほとんど毎週のように、手紙を書いた。
そして、母は、返事をくれた。
今も、その時の、母からの返事は、
箱に入れてしまってある。
母も同様に、わたしからの手紙を、
とってあるそうだ、が、
後にそれらを読み返した事は、未だない。
きっといつか、2年分の母との手紙のやりとりを、
読み返す日が来るだろう。
忘れな草色の便せんに、
『わたしのことを忘れないで』という思いを、
びっちり書いた、お互いの手紙のやりとりを。
2 件のコメント:
こんばんは!
うーむ。。。いいお話です。
お母様、giovanniさんからの手紙、大切に保管してらっしゃることでしょう。
わたしはあまり両親に宛てて、
手紙を出したことないのですが
ずーっと前に旅先から出した絵葉書など、
先日見つけました。
気恥ずかしかったです(笑)
cavacavien さん
母は、今でも、時々手紙をくれます。
二人して、毎朝見ている、
『にほんごであそぼ』のことや、
おもしろい新聞記事の紹介など、
いつもの大きな字で。
メールのやりとりも、ボチボチ
できるようになってきましたよ。
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