6時には、出かけなくてはならなかったからだ。
7時半のミサに出るためには、
6時半までには電車に乗らなくては間に合わないので、
少し余裕を持って家を出たかったのだ。
今日は、復活祭、そう、イースターである。
クリスマスに比べて、その認知度は低いようだが、
キリスト教では、むしろクリスマスよりも大切な意味のある、
キリストの御復活を祝う、祝祭日である。
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人間の罪を一手に担って、
十字架上の死を拒むことなく、亡くなったキリストは、
彼を慕う者たちの手によって、手厚く葬られた。
彼の死後3日目にあたる日曜日の早朝、
マグダラのマリアが、その墓を訪れると、
墓をふさぐための石が取り除かれ、
中にあるはずの、キリストの亡がらが無くなっていた。
敬愛する師の遺体が、渾然と消えている様に、呆然とするマリアに、
誰を探しているのか?と、声をかけたのは、
他でもない、復活されたキリスト自身だった。
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聖書のこの記述に倣って、
復活祭の朝は、早朝のミサに出るのが、
わたし、Giovanniの習慣になっている。
今朝は、ミサの後、町を歩いてみた。
まだ、花の散り切っていない桜並木や、東京タワー、
六本木近辺の新しい商業施設、などを見物しながら
(さながらお上りさんだ!)
渋谷へ出た。
途中、いくつかのお寺の前で、気づいたのだが、
今日は、花祭りだ。
そう、お釈迦様のお誕生日。
キリスト教はイースターで、仏教では花祭り、と、
なんとめでたい、佳き日だろう!
渋谷から、昨日雨で泊めて帰った自転車を取りに、
職場近辺の駐輪場へ。
そこから、普段は通ったことのない道を、
のんびり走りながら帰宅。
イースターの夕方は、
永遠の命の象徴として、イースターには欠かせない、
卵の料理を作って、
ワインを飲んでゴロゴロ。
本当に、佳き日。
