5日間なんて、あっという間!
ああ、もう帰国(!)だぁ、と、未練をたっぷり残しつつ、
石垣市街から、空港へ、M子叔母と向かった。
チェックインを済ませて、
空港の喫茶店で、石垣最後の食事をとる事にした。
あっさりめのスープの八重山ソバを食べて、
搭乗手続きまで、まだ少し時間があるから、
ここで涼みながら待ってましょうということになり、
暫く、旅の思いでなどを話しつつ、過ごしていた。
喫茶店は、チェックインカウンターを
見下ろす事のできる2階にあり、下を眺めていたら、
高校生らしい集団が、ゾロゾロと入ってきた。
最近の修学旅行は、石垣島なんかにも来るんですね、と、
叔母と話していたのだが、
手荷物検査の列が長蛇となってきて、
機中の賑やかに騒がしい様子を想像してしまい、
先が思いやられるなぁと、ため息をつく。
高校生集団の列が、短くなってきたので、
叔母を促して、搭乗の待ち合いへと先を進み、
ベンチに腰をおろして、搭乗時間を待っていた。
少し色のついたメガネに、
帽子を被った、華奢な男の子がやってきた。
あ!あれって、◯◯の×田△だ、と、
すぐに気がついた。
何人か、スタッフなのか、同行者がいるようであったが、
芸能人オーラのスイッチを完全にオフにして、
所在無さげに、壁際に立っている。
誰も、気づいている様子もなく、
叔母にそう言ってみたところで、どうなると思い、
黙って、時折振り返っては、彼の姿を見直したりしていた。
すると、次に、同じく◯◯の××っちと、△野が、
ぞろぞろと同行者を連れて、入ってきた。
ここで、ようやく、修学旅行の女の子たちが、
3人に気づいたようで、
あちらこちらから、あれ?とか、わーとか、まじまじ?とか、
小さい声が上がるようになった。
このまま、この石垣空港の小さな待ち合いは、
騒然、大パニックへと陥るのか、と、危惧したのだが、
ワーワー!と、今にも大きな歓声が上がりそうになる
高校生たちに向かって、
スタッフらしい若い女の子が、
まるで、手話のように、
唇に指をあてる、シー、のポーズと、
両手のひらを、ま、ま、落ち着いて、のように動かし、
軽くおじぎをした。
高校生たちは、その彼女の動作を見て、
案外、落ち着いた様子で、
そりゃそうだよね、キャーキャー騒いじゃ悪りぃよな、
と、納得したようだった。
石垣から、羽田まで、
わたし、Giovanniは、彼ら3人と、
至近距離で、旅を続けたが、その後も大きな混乱もなく、
よかった、よかった、と、思ったわけである。



まだ、続くよ。
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