水曜日, 7月 05, 2006

いのちのせんたく ー旅とは、どこかへ行くことではなく、 誰かに会うということであるー

島で出会った人たち/レイ子さん



島最後の夜、GちゃんMちゃんの招きで、
夕飯をご馳走になった。

『唐変木』という名前の、通常はカフェとして
営業しているお店を、借り切って、
我ら3人と、GちゃんMちゃん、
ゆうき君とMちゃんのお母さん、総勢、7名で、
お店に伺った。

カフェ、というに相応しい、
木をたくさん用いた、温かみのある店内で、
今日は貸し切りのためなのか、
テーブルを中央に寄せ、
向こう側に3名、こちら側に3名が座る事のできるよう、
席が設けてあった。

店内に入って、
先ず、目に飛び込んで来たのは、
テーブルの上に、すでに並べられている、
四角い盆に、いくつも並べられた、小皿や小鉢など。
思わず、みんなの口から、わーっ!と、歓声があがる。
ちょっと、お雛様のお膳のようにも見える。

わたし、Giovanni始め、母も、Gちゃんも、
それぞれのカメラを向けて、
写真を撮る間にも、さらに一皿、そしてもう一鉢、と、
最終的には、20皿鉢が並び、
品目としては、30種にもなった。

せっかくなので、記録として、
以下、写真を見ながら、どんな料理だったかを
書いて行こう。












先ずは、四角い盆に乗っているもの
左の上から右へ
◯ゴーヤとパインの酢の物
◯カーナとスーナ(共に海藻)とコマ貝のサラダ
◯紅芋とラムレーズンのサラダ
その下から左へ
◯ジーマミ(ピーナッツ)豆腐
◯ラフテイ
◯豚のナカミ(内蔵)の炒めたもの
その下
◯ミミガー(豚の耳)
その下から右へ
◯シロバナセンダングサのゴマ和え
◯アキノビシの和え物
◯クワノハのおしたし

お盆の右側の3皿
左の上から時計回りに
◯コンブイリチー(コンブの炒めたの)
◯煮物(パパイヤ・ニンジン・昆布巻きなど)
◯モズクのテンプラ/アーサー(海藻)のテンプラ/
ミジュン(片口鰯)の唐揚げ/いかすりみののり巻き揚げ/
紅芋もちのテンプラ

お盆の下(先付け)
左から
◯スクー豆腐/豆腐よう(豆腐を泡盛に漬けて発酵させたもの)/
オオタニワタリ(庭にも生えているような羊歯の新芽。茹でて
マヨネーズで)

お盆の左
上から
◯ナーベラ(へちまの若いの)の煮物
◯田芋の揚げ物
◯ホウビカンジュのおしたし
◯マチクの筍、マコモの焼いたもの

これ以外に、
◯タマ(魚)のマース(塩)煮(一人一尾)
◯イノシシのレバーの焼いたもの
◯カニのみそ汁
◯ご飯
◯ハワイ種パインと、ピーチパイン
がついた。













原型は、恐らく宮廷料理のスタイルなのだろうが、
レイ子さんの、抜群のセンスで、
現代風にも、アレンジがほどこされた、琉球料理の数々。
海藻、野草がふんだんに使われていることと、
日本の本土の、何でも醤油味、という味付けとは違い、
とても薄口の塩味で、食材の味が十分に分かる、
爽やかな味付けが、特徴的だった。

また、ヘチマや、パパイヤなど、
たわしにするばかりかと思っていたり、
食後のデザートとして食べることしか知らなかった、ものが、
料理として口に入るという新発見!

ここでも、島の暮らしがいかに、
自然の恵みを大切にしてきたのかを、見て取る事ができる。

言うまでもないが、これだけの料理を作るにあたっての、
食材の調達は、大層な骨折りだと思う。
まさに、馳走とうに相応しい、手間のかかりようだと思ったのだが、
料理そのものは、意外にも、一日がかりということでもない、と、
帰り、星立集落まで、我々を車で送ってくださった、
レイ子さんの助手の女性がおっしゃっていた。

その帰りの車の中で、
M子叔母が、その女性に、不意にこんなことを聞いた。
『レイ子さんは、もうおばあの年齢なのかしら?
髪が白いから、おいくつくらいなのかしらねぇ?』と。
いえ、いえ、まだまだ”ねーねー”ですよ、という返答だった。
確かに白髪ではあるけれど、元気いっぱいで、
レイ子ねーねーと、いかにも、皆から慕われながら
お店を切り盛りしている様子が伺われた。

わたし、Giovanniも、
次に島を訪れたら、レイ子ねーねーと、親しみを込めて、
呼ばせていただこうと思う。

ご馳走さまでした、レイ子ねーねー!

次回は、島で出会った人、番外編!
誰?誰?

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

美味そうでございます〜〜〜
個人的にはもずくの天ぷらを食したいです!
まさにごちそうですな。

Giovanni さんのコメント...

ロコさん

ここで言う、天ぷらというのは、
いわゆる、衣をつけて揚げる、
あの天ぷらでなくて、
さつまあげ、とか、ごぼう天、みたいな
ああいうタイプのものです。
何せ、何もかもが、
体を浄化してくれるような、
食べ物でした。