月曜日, 5月 08, 2006

たまには、恋の話?

恋は、甘い?それとも、苦い?

今から数年前、Aと偶然出会った。
それこそ、ビビビ!
目と目が合って、恋に落ちた。

最初のデートは、駅前の小さなイタリアンレストラン。

メニューは2枚。なのに、1枚は捨て置き、
1枚のメニューを間に挟み、
あぁでもない、こうでもないと。

前菜は、5種盛り合わせにしよう。
パスタが、ホワイトソース系だから、
ピッツァは、トマトソース系がいいね。

イタリアンの楽しいところは、
一つの皿から、二人で取り分けて食べる、
カジュアルさ。











これ、美味しいよ。
どれ?ホントだ!こっちも食べてみて!
ルッコラって、ゴマみたいな香ばしさがあるね?

あぁ、幸せ。

カラフェの白ワインも、
順調に、二人の胃袋を満たして、心もいっぱい。

二人で分け合って食べたお皿が、
テーブルから下げられて、さて、これからがいよいよの真骨頂。
デザートタイムである。

再び、メニューを取り寄せて、
幾つも並ぶ、スイートな名前たち。

●ティラミス
●洋梨のタルト
●リコッタチーズケーキ
●ダークチェリーのパイ

あぁ、決まらない。決められないよ。

結局、選んだのは、
甘い恋が、下の上で溶けるようなジェラートの盛り合わせ。









じゃ、あとはエスプレッソね。
君も、エスプレッソ、飲む?

デザートと一緒に飲む、濃厚なコーヒーは、
まさに、ディナーのクライマックス!
最初の前菜から、サラダ、パスタ、ピッツァ、
そして、ジェラートの、全ての味と、
今ここで、お別れをし、
このコーヒーで、舌をリセットする。

この後は、脳のどこかにインプットされた、
味の記憶を、微かに思い出しながら、
余韻を楽しむだけ。

え?コーヒー飲めないの?苦いから?
あ、そうなんだ?まぁ、それは仕方ないよね・・・

これが、
何かを予感させるような、その日の食事の結末・・・

***********************

楽しく美味しい食事の、
最後にして最高の山場であるコーヒー。
これを分かち合うことができなかった、Aとは、
長続きすることなく、
終わった。







恋は甘い、でもコーヒーは苦い。
でもやっぱり、苦いコーヒーが好き。

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