水曜日, 6月 14, 2006

Bossa Novaな気分


Bossa Novaとはポルトガル語で、
『新しい感覚』とか、『新しい傾向』
というような意味があるそうだ。

ブラジル音楽の一つのジャンル(様式)である、
と、定義するのが一般的なボサノヴァの解釈のようだが、
感覚、とか、傾向、という言葉が用いられていることが
物語るように、様式や形式にあまり拘らない、
新しい(自由な、と訳せないだろうか?)雰囲気を持つ
音楽、というようなことでどうだろう?

それがボサノヴァだ、と知らないままに、
何とはなく心地の良い音楽が耳に届いたり、
体を、緩慢でありながらしっかりと包んで離さない、
音楽が流れていたり。
後になって、ボサノヴァだったのか、と気づく。

日本の様々なシーンにも、
微塵の居心地の悪さも感じさせないで、
その軽妙な、宙を舞うように刻まれるリズムと、
はるか昔、どこかで聞き馴染んだかのようなメロディーが
すっくりとはまる。

毎度お馴染みの、
代官山の、和食器の店、"room+J 代官山"の、
和の品々が居並ぶ中、
今日は、生のボサノヴァのメロディーが流れた。

梅雨の合間の、少し空が明るくなった午後を、
いくつもの馴染みの曲が、エンドレスに流れ、
店主のHAALちゃんともども、しばし、
ブラジルのどこかの町の昼下がりへと、トリップ。

今までどこにいたの?
この音楽を、どこに隠していたんだ!
土の中のタネが、
突如大きな花を咲かせたかのように、
或は、長い間、着陸するタイミングを待っていた
海を渡る鳥が舞い降りたかのように、
現れた才能あふれるミュージシャン。

その、荒木俊彦の演奏によるボサノヴァライブを、
7月と、8月に、"room+J 代官山"で開催。
詳細は、"room+J 代官山"のサイトで、
近日中に告知される予定。

ボサノヴァは、
日々新しく始まる、わたしたちの人生を、
祝う、門出の音楽でもある。

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