木曜日, 3月 30, 2006

花冷え>>>not possible to translate


ああ、何と、日本語とは美しいものか!
そう、思いませんか?

美しい、という表現が、抽象的過ぎるのであれば、
日本語が、こんなにも、
遷ろう季節を細やかに映し出す、繊細な言葉であることに、
驚きを感じませんか?

何をどう間違えたか、風邪をひいてしまいました。

風邪をひく原因になるような心当たりは、無いのだけれど、
ここのところ、マスクをしたり、鼻をシュンシュンと
鳴らしている人たちが、何人か回りにいたので、
その人たちから、頂いたのでしょうか?

そこへきて、今日の寒かったこと。
実は、朝から背中にカイロを貼っていました。

こういう季節の寒さを、
日本語では、『花冷え』と呼ぶのをご存知でしょうか?
日本語で、花、というとき、それは一般的には、桜を指しますね。

『花冷え』とは、
こういう桜の咲くほど暖かくなった時期に、
寒冷前線が悪戯をし、寒さが戻る、
まさに、今日のような日のことを言います。

寒の戻り、が、こういう現象の総称と思われるけれど、
類似した表現として、『彼岸の小鳥殺し』というのもあります。
これは、春のお彼岸の頃に暖かくなり、
さえずり始めた小鳥を、急な寒波が襲って、
小鳥が死んでしまうような寒い日のことを表しています。

フランスにいた頃、
春先、チャペルの軒先で、
日本で言う、シジュウカラのような小鳥が
朝、死んで固くなっていたのを見つける事がありました。

ああ、彼岸の小鳥殺しだ、と、思いつつも、
それを誰かに告げようとして、相応しい言葉を考えてみましたが、
翻訳不可能で、言葉を呑み込まざるを得ない、
そんなことがあったのを、この季節になると、
思い出します。

わたし、Giovanniの、ここ数日の風邪ひきを、
ご心配くださるみなさん、ありがとうございます。
その、暖かな気持ちのぬくもりが、
きっとこの体を癒し、明日は元気な朝を
迎える事ができることと、信じております。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

覗いちゃいましたー☆
ブログもやってたのですね!
だからトラックバックの事聞いてきたのかぁ…(笑)
これからちょくちょく覗きにきますね♪

それにしても、日本語にはかなり悩まされています。。。
私も仕事柄日本語を他の言語に翻訳しなくてはいけないので
翻訳できないもどかしさがよ~くわかります!
相手は同じ日本人でも言語が違うので、
『花冷え』とそのまま表現してもたぶん通じないんですよね。
日本語って曖昧な表現が多いので、とても大変!
日本語の勉強もしなくちゃ…といった具合です(笑)

Giovanni さんのコメント...

コメントどうも!

日本語は曖昧、そうそう。
でも、それが日本であり、日本人であり、
日本の文化なのですよね。

京都には、
はい、と、いいえ、以外に、
もう一つある、と言われています。
へい。

◯◯さん、もうお帰りどすか?
へい。
これは、はい、じゃないし、いいえ、でもない。

これが、日本!