日曜日, 11月 18, 2007

物を語らず、物は語る

随分とごぶさたしてしまっている、わたし、Giovanni。
先月、慌てて書いておいたが、
10年位前から、ずーっと温めてきた児童小説を、
書き始めたら、止まらなくなってしまっている。

ユウジン、という男の子が主人公のお話なのだが、
彼を取り巻く大人たち、
母親のヘイゼル、聖アンジェラ修道院のシスターたち、
謎のおばあさんアンジェリーナ、
スワンセンさん夫妻、ヘクター博士・・・と、
大人もたくさん出てくるので、
単なるこども向けのお話、では済まなくなってきた。

お話を書く、というのは誠に不思議なもので、
物語の始まりと、終わりは分かっているのだが、
その途中は、作者であるわたしはあまり知らなくて、
主人公をはじめとした登場人物たちが、
どんどん、勝手に歩き出しては、
誰かに出会ったり、何かやらかしたり、と、
作者の手を完全に離れている、
そんな感有りである。

物語とは、物を語るのではなく、
物が語るのだ、というのは、まさにこのことを
言うようである。

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